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円形脱毛症

円形脱毛症えんけいだつもうしょう

Alopecia areata

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検査と診断

 病歴や脱毛の性状から診断は可能です。自己免疫性疾患の合併頻度が高いので、自己抗体の検査を行います。



治療の方法

 治療の主体は脱毛部位の免疫を抑えたり、変調させる方法です。非特異的に脱毛部位を刺激することも行われています。

 外用治療としては副腎皮質ふくじんひしつステロイド薬と塩化カルプロニウム液の外用を行います。ステロイド薬を脱毛部位に直接注射する方法もあります。

 難治性の場合は、PUVA療法やナローバンドUVB療法という紫外線治療を行います。PUVA療法ではソラレンを外用後、脱毛部位に長波長の紫外線(UVA)を照射します。

 非特異的刺激療法として液体窒素ちっそ凍結治療があります。脱毛部位に液体窒素をひたした綿棒を接触させたり、液体窒素をスプレーで吹きつけます。

 接触免疫療法と呼ばれる、脱毛部位の免疫を変調させる方法もあります。この方法ではSADBEなどの化学物質に対する接触皮膚炎を人工的に引き起こします。

 脱毛部位が広範囲で難治性の場合はステロイド薬の内服治療を行います。ただし、ステロイド薬の全身投与は、中止すると再び脱毛してしまうので、円形脱毛症には行うべきではないという意見もあります。


執筆者(敬称略):嵯峨 賢次

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出典:六訂版 家庭医学大全科

発行:株式会社法研

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