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老人性疣贅(脂漏性角化症)

老人性疣贅ろうじんせいゆうぜい脂漏性角化症しろうせいかくかしょう

Verruca senilis (Seborrheic keratosis)

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検査と診断

 通常は見た目やダーモスコピー検査(皮膚内の色素分布を詳細に観察できる特殊な拡大鏡を用いた検査)で診断できます。他の疾患、とくに悪性腫瘍などの可能性を捨てきれない場合には、組織を一部採取または全部切除して検査します。



治療の方法

 あまり外見を気にしない高齢者に多いことや良性腫瘍であることから、この病気の多くは治療の対象になりません。診断が不確かなもの、炎症を起こしたり、頭部でくしに引っかかるなどして日常生活上不便を来すもの、顔面などで見た目に問題のあるものなどが治療の対象になります。現在では、高齢者であっても、とくに見た目の理由から治療を希望する人が多くなっています。

 治療法としては、手術、凍結療法、レーザー治療、電気外科的治療などがあります。診断が不確かな場合には、手術または生検(組織を一部切り取って調べること)をして病理検査を行う必要があります。

 見た目やダーモスコピー検査で診断が確実な場合には、手術以外の治療でも十分です。とくに液体窒素ちっそを用いて病変を凍らせてしまう凍結療法は、他の治療法と違って麻酔を必要とせず、簡便なためによく行われます。凍結後は、1~2週で自然にとれます。


執筆者(敬称略):田村 敦志

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初診に適した診療科

出典:六訂版 家庭医学大全科

発行:株式会社法研

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