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心筋梗塞(急性心筋梗塞陳旧性心筋梗塞)

心筋梗塞しんきんこうそく急性心筋梗塞きゅうせいしんきんこうそく陳旧性心筋梗塞ちんきゅうせいしんきんこうそく

Myocardial infarction (Acute myocardial infarction, Old myocardial infarction)

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原因は何か

 従来、冠動脈の粥腫じゅくしゅ(おかゆ状の病変)は長年にわたって直線的に増大し、安定狭心症の状態から狭窄きょうさく度の増大とともに不安定狭心症へ、さらには内腔が完全に閉塞することにより急性心筋梗塞を発症すると考えられてきました。

 最近では、不安定狭心症や急性心筋梗塞は、冠動脈壁の粥腫の崩壊とそれに引き続いて起こる血栓の形成のために冠血流が急激に減少するという共通の病態に基づいて発症するものと考えられるようになり、まとめて急性冠症候群きゅうせいかんしょうこうぐんと呼ばれています。

 ただし、すべてがこれら粥腫の崩壊に基づくものではなく、狭窄度が徐々に進行したもの、また日本では冠れん縮(冠動脈の血管平滑筋の過剰な収縮)によるものも少なくありません。

 粥腫は動脈硬化により形成されます。動脈硬化は動脈が弾力性を失ってもろくなった状態で、年齢とともに徐々に進行しますが、人種差、体質や外的要因によっても進行度に違いがあります。

 冠動脈の動脈硬化を進行させる因子を冠危険因子といい、高コレステロール血症、高血圧、喫煙、糖尿病、肥満、痛風、中性脂肪、運動不足、精神的ストレスなどがあげられます。

粥腫じゅくしゅ:コレステロールエステルを中心とした脂質成分、線維などの細胞外マトリックス、平滑筋細胞やマクロファージなどの細胞成分からなる。



執筆者(敬称略):西山 信一郎

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出典:六訂版 家庭医学大全科

発行:株式会社法研

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