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高血圧こうけつあつ

Hypertension

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検査と診断

 正確な血圧測定のためには、水銀血圧計を用いて聴診法で測定します。最低5分間、座位安静にして足を床におき、腕を心臓の高さに保って測定します。少なくとも2回の測定を行います。

 大規模臨床試験の結果に基づいて、何度か高血圧診断治療のための指針(ガイドライン)が改訂されています。2003年に改定された米国合同委員会の報告(表1)では、高血圧を、最高血圧で140mmHg以上また最低血圧で90mmHg以上と定義しています。そのほか、世界保健機関の国際高血圧学会やヨーロッパ高血圧学会のガイドラインがあります。日本においても、2000年に高血圧治療ガイドラインが示されています。

 高血圧と診断されれば、生活習慣のチェック、脂質異常症ししついじょうしょう糖尿病などの他の心血管危険因子の合併確認、二次性高血圧の精密検査、心臓・脳・腎臓・眼(網膜もうまく)といった高血圧の影響を強く受ける臓器の障害の程度を評価するための検査が行われます。これらの評価は、治療方針を決めるうえで非常に重要です。



治療の方法

 本態性高血圧二次性高血圧とでは、治療法が大きく異なります。

 前者では、重症度に応じて、生活習慣を改善して経過観察するものから、降圧薬を中心とした薬物療法に生活習慣の改善を加えたものになります。

 後者では、高血圧の原因を除去することが主体になります。


執筆者(敬称略):東 幸仁吉栖 正生

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出典:六訂版 家庭医学大全科

発行:株式会社法研

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