2016年の全国の熱中症指数の更新は終了しました。

熱中症になってしまったら?

地球温暖化やヒートアイランド現象などにより真夏日(最高気温が30℃以上の日)や熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上の日)が増加傾向にあることから、熱中症による救急搬送者も年々増える傾向にあります。暑い環境で体調がおかしくなったら、まず熱中症を疑いましょう。熱中症はそのまま放置し重症化すると死に至ることもあり油断はできません。しかし、早期発見と適切な応急処置により救命できます。いざというときに慌てないために、基本的な予防のポイントをおさえておきましょう。

熱中症は重症度に合わせて適切な処置を

熱中症の症状は、重症度によってⅠ〜Ⅲ度に分類されています。かつては、熱けいれん、熱疲労、熱射病、熱失神の4つに分類されていましたが、重症度がわかりにくく病状を過小評価してしまう懸念があったため、分類が改められました。重症度に合わせた、適切かつ迅速な処置が求められます。

応急処置のポイントを知って、いざという時に慌てない!

万が一熱中症になってしまったら、どうしたらいいのでしょうか? まず、意識がない、問いかけに答えないなど重症の場合は、すぐに救急車を呼ぶこと。そして救急車が来るまでになるべく体を冷やすことです。意識がはっきりしている場合は、冷たい水を飲ませましょう。スポーツドリンクや経口補水液は、水分と同時に塩分も補えるのでおすすめです。

応急処置のポイント

  • ・木陰や冷房のきいた室内など涼しい場所に避難させる
  • ・衣類をゆるめる
  • ・足を高くして寝かせる
  • ・水分・塩分の補給(ただし意識がないときはNG)
  • ・体を冷やす(水をかける、首筋、脇の下や足の付け根に氷や濡れタオルなどをあてる)

意識がない、回復しないときは救急車を!